生命融合科学教育部博士課程(認知・情動脳科学専攻)の三つのポリシー【博士(医学)】

大学院の目的(大学院学則 第2条)

本学大学院は,学術の理論及び応用を教授研究し,その深奥を究めて,文化の進展に寄与することを目的とする。

教育部(専攻)の教育上の目的

生命融合科学教育部は,生命システムの解明からその健康維持,障害支援に関わる物質,機能材料,情報・機械システムの開発までを視野に入れた見識と専門分野における高度な知識及び先端技術を修得することによって,これからの高齢者福祉・高度医療,生命環境等社会の要請に応え得る人材を養成することを目的とする。

認知・情動脳科学専攻においては,ヒトの行動の基盤となる認知・情動機能の成立機序解明と,精神障害や情動・行動異常の克服に向けて,分子・細胞・システム行動レベルにおける多面的統合的研究を進め,これらの課題に自ら対処できる高度医療人や先端的な脳科学者の育成を目的とする。

ディプロマ・ポリシー(認知・情動脳科学専攻)

【修了認定・学位授与の方針】
生命融合科学教育部認知・情動脳科学専攻では修了要件を満たした次の者に、博士(医学)の学位を授与する。
1)基盤的能力:基盤となる豊かな学識や俯瞰的、大局的視野、2)専門的学識:専攻分野における自立した研究者としての研究能力、および高度の専門性を要する職業に必要な卓越した研究能力、3)倫理観:研究倫理に関する規範意識、4)創造力:自らが新たなる知を創造し、その知からさらなる価値を生み出す能力、特に、5)各臓器の障害や疾病の原因解明及び治療、予防に関する知識や開発能力、6)トランスレーショナルリサーチへの展開能力、7)脳神経系の障害や疾病の原因解明および治療・予防法に関する知識を有することと、西洋医学及び東洋医学の知識とそれを活用した研究を行う能力、を身に付けていること。
博士論文は、論文の新規性、学術的重要性、発展性等の観点から複数の委員により審査し、修了判定では、自立した研究者として生命科学分野での深い専門性とともに学際的な興味を持ち活躍できる能力、課題の設定や解決に際し社会との関わりや倫理観をもって総合的且つ創造的に処理できる能力、豊かな人間性を身につけた指導者として社会をリードできる能力を総合的に審査する。

ディプロマ・ポリシー(認知・情動脳科学専攻)
学修成果の到達指標

【基盤的能力

【学修成果】
生命融合科学教育部博士課程における高度で最先端な研究を支える基盤的能力を身につけること。

【到達指標】
生命融合科学教育部で定める修了要件に必要な授業科目を修得していること。

専門的学識

【学修成果】
自立した研究者として生命科学分野での深い専門性とともに領域横断型研究に必要な幅広い知識を有すること。倫理観はもとより,豊かな人間性を身につけた指導者として社会をリードできる能力を身につけること。

【到達指標】
主指導教員以外の選考委員会委員長を配し,論文の新規性、学術的重要性、発展性等の観点から複数の委員による厳正な審査を経て認められた博士論文を有すること。

倫理観

【学修成果】
生命科学分野における当該専門領域およびその周辺領域を中心とした専門領域以外の倫理観を身につけること。

【到達指標】
生命倫理・研究者倫理を身に付け、社会規範に沿った適切な行動が取れること。また、適切な指導ができること。
研究倫理教育を受講し,合格・修了していること。

創造力

【学修成果】
自立した研究者として生命科学分野における課題の設定およびその解決に必要な創造力を身につけること。

【到達指標】
特別研究の単位を修得し、博士学位論文審査及び最終試験を受け、合格の判定を受けていること。

 

カリキュラム・ポリシー(認知・情動脳科学専攻)

【教育課程編成方針】
認知・情動脳科学専攻においては、修了認定・学位授与方針に沿って、自立した研究者として生命科学分野での深い専門性とともに学際的な興味を持ち活躍できる能力、課題の設定や解決に際し社会との関わりや倫理観をもって総合的且つ創造的に処理できる能力、人間味溢れる素養を身につけ指導者として社会をリードできる能力を修得するための教育課程を編成し提供する。

また、全国に先駆けた障害を有する学生の博士課程への受け入れに伴い、障害学生にも対応した教育課程および学修環境を整備する。

【教育課程実施方針】
専門領域ならびに専門領域以外の医、薬、理、工の幅広い領域を横断した知識、技術の修得と、それらを基にして総合的、創造的、倫理的思考のできる能力を培う教育・研究を行うため、先端生命科学特論と生命倫理特論を共通科目として実施する。また、他の専門分野の研究における技術とその理論を修得する異分野体験実習を実施する。

本教育部では専門性を深めるとともに学際的分野での自立した研究活動を行う能力を修得するために、幅広い選択科目の講義と実習を実施し知識と技能を養う。また国際的に通用する研究教育能力を培うために講義科目の約半数を英語で実施する。更に、ネイティブあるいはそれに準ずる英語講師による研究発表や論文作成に必要な英語教育を行う。また、2年次では博士論文研究の中間報告会を実施し、研究計画とその進捗管理の実践を体験させるとともに、他の研究分野の理解を深める。

カリキュラム・ポリシー(認知・情動脳科学専攻)
学修内容,学修方法及び学修成果の評価方法

基盤的能力

【学修内容】
修士課程までで学修,構築した基礎学力を基に,生命融合博士課程で必要な能力を学修する。

【学修方法】
生命融合科学教育部独自のカリキュラムを必要単位数に応じて学修する。

【学修成果の評価方法】
各授業科目にて実施する試験、レポート、プレゼンテーション等により学修到達度を評価する。

専門的学識

【学修内容】
専門領域およびその周辺領域を中心とした専門領域以外の領域横断知識の修得を目指し編成した教育課程を,修了必要単位に応じて学修する。

【学修方法】
上記学修内容の具体例として,本教育部独自科目である先端生命科学特論や異分野体験実習等を学修する。

【学修成果の評価方法】
少人数制の講義体制下,能動的学修(アクティブラーニング)に対して評価を行う。

倫理観

【学修内容】
生命科学を中心とした倫理観を専門領域およびその周辺領域を中心とした専門領域以外について領域横断的に学修する。

【学修方法】
上記学修内容の具体例として,本教育部独自科目である生命倫理特論を学修する。
e-ラーニングの研究倫理教育を受講する。

【学修成果の評価方法】 
学修態度、課題の成績等により、医薬理工の各分野における安全・倫理に関する正しい知識と意識を評価する。
e-ラーニングの研究倫理教育の合格・修了により評価する。

創造力

【学修内容】
専門領域および周辺領域を中心とした専門領域以外の領域横断的創造力を高度かつ最先端の特別研究で学修する。

【学修方法】
特別研究において,領域横断型共同研究に積極的に参画することにより創造力を養う。

【学修成果の評価方法】
授業へ学修態度、並びに博士学位論文における新規性や発展性を評価する。

 

アドミッション・ポリシー(認知・情動脳科学専攻)

【入学者受入れの方針】
認知・情動脳科学専攻においては、深い専門性と広い領域横断性を培える教育・研究を実践する。広い領域横断性を培うには基盤となる専門性が必要とされ、大学院修士課程あるいは相当の教育・研究組織において、一定水準の専門性を修めていることが前提として求められる。また、専門性を深めたいという意欲を持つとともに学際的な興味を持ち、他の研究領域の知識・技術を講義、演習などで積極的に修得し、将来社会で役立ちたいと努力する意志のある人材を受け入れる。

【入学者選抜の基本方針(入試種別とその評価方法)】
<一般入試>
筆記試験,口述試験及び成績証明書の成績により、6年制学部卒業相当の学力及び学修意欲について評価する。

<障害者特別入試>
筆記試験(小論文),口述試験及び成績証明書の成績により、6年制学部卒業相当の学力及び学修意欲について評価する。

アドミッション・ポリシー(認知・情動脳科学専攻)
求める資質・能力

基盤的能力

【求める資質・能力】
生命科学を中心とした高度かつ最先端研究を遂行するにあたり,それを支える基礎的能力を持っている。
自立した研究者として,高度かつ最先端研究を遂行するにあたり,生命科学分野での専門的および学際的な物事に深い興味を持っている。
自らの専門性のみならず,その周辺領域にも強く関心を持っている。

専門的学識

【求める資質・能力】
自らの専門領域において,解決すべき課題を明確に設定できる。
設定した課題解決に向けて, 専門的学識を多角的に駆使できる。
自らの専門性のみならず,その周辺領域にも強く関心を抱く。

倫理観

【求める資質・能力】
社会及び生命科学に関する倫理と安全に対して高い意識を持っている。

創造力

【求める資質・能力】
自らの専門領域において,課題の設定や解決に向けて創造性豊かに取り組むことができる。
自らの専門領域のみならずその周辺領域においても,課題の設定や解決に向けて創造性豊かに取り組むことができる。

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